「カツオノエボシって何?刺されたらどうなるの?」と思ったことはありませんか?
この記事では、カツオノエボシの症状や刺された際の応急処置、そして今年の発生予測について解説します。
それでは、『カツオノエボシの症状や刺された際の応急処置、そして今年の発生予測』について詳しく紹介します。
是非最後までお読みください。
カツオノエボシとは
カツオノエボシは、夏から秋にかけて海水浴場や沖合でよく見かけるクダクラゲ目カツオノエボシ科の刺胞動物です。
自分で泳げない為、普段は浮き袋のように浮遊してますが、強風や台風の影響で海岸へ吹きよせられます。
海岸に打ち上げられたものは死んでいても毒が残っているのでとても危険です。
特長は青く透き通り見た目で綺麗だという事です。
大きさは10センチほど、毒針がある触手は長いもので10メートルに達します。
カツオノエボシは青く透き通った綺麗な見た目をしているので子供は興味本位で触れてしまいがちなので注意が必要です。
今日は南寄りの風に乗って、カツオノエボシが複数打ち上げられてます。
打ち上げられて間もない個体は、なんだかうねうね動いている。こんなん動かせられるの?#西湘 #二宮 #梅沢海岸 #釣り #ビーチコーミング #BBQ #漂着物 #海の様子 #カツオノエボシ pic.twitter.com/nsj7kFHRrQ
— 西湘二宮海便り (@masao_101) May 19, 2023
カツオノエボシの症状や刺されたらどうなる?
海水浴や海で楽しむレジャー中に気づかずうちに刺されてしまう場合や、海岸でプラスチックなどと間違えて触れてしまい刺されてしまう事があります。
カツオノエボシに触れると、やけどのような激しい痛みを受ける。そのため俗に電気クラゲともよばれています。
見た目は、独特の形状と模様から、インパクトがありますが、その一方で、カツオノエボシに触れた人が痛みやかゆみ、発疹、発熱、嘔吐、頭痛などの症状を訴えることがあります。
カツオノエボシに刺された場合の応急処置法
カツオノエボシに刺された場合の応急処置としては、まずは刺された部位を海水で洗い流し、痛みを和らげるために冷やすことが効果的です。
患部を洗い流す際に真水を用いると、浸透圧の差によって毒針が体内に入り込んでしまうため、必ず海水で洗い流すようにしましょう。
また、市販のジェルやクリームを塗ることもできますが、アレルギー反応を起こすことがあるため、使用前には医師に相談することをおすすめします。
刺された場所が目の周りや口の中など、重要な部位である場合は、医師の診察が必要です。
また、カツオノエボシは触れただけでも刺されることがあります。
触れた場合でも同様の症状が現れるため、触れた後はすぐに手を洗うことが大切です。
このように、クラゲに刺された場合には、冷静に対処することが大切です。
早めの医療機関受診や適切な応急処置をすることで、被害を最小限に抑えられます。
今年のカツオノエボシの発生予測
クラゲは、夏から秋にかけて日本の海岸に大量発生します。
特に、7月から9月にかけては、多くの種類のクラゲが見られます。
また、クラゲは海水温度が高い場所に多く発生します。
最近は地球温暖化の影響で、クラゲが発生する地域が広がっているとされています。
今年の発生予測については、北海道や東北地方、関東地方などの太平洋側で海水温の上昇による増加が予想されています。
カツオノエボシに刺されないようにするためには
カツオノエボシに刺されないようにするためには、海水浴場での入水時には海の状態を事前確認し、カツオノエボシが発生している場合は入水を避けることが重要です。
また、海水浴場以外でも、カツオノエボシが発生している可能性があるため、海での遊泳や釣りなどする際には、長袖・長ズボンを着用し、手袋や長靴などを使って皮膚を保護することがおすすめです。
まずは海に行く前に、現地のカツオノエボシの漂着状況を事前確認しましょう。
台風など悪天候の翌日は特に漂着が多くなるため注意が必要です。
『カツオノエボシの症状や刺されたらどうなるか解説!応急処置と今年の発生予測』まとめ
『カツオノエボシの症状や刺されたらどうなるか解説!応急処置と今年の発生予測』紹介しました。
- カツオノエボシは、夏から秋にかけて日本沿岸で発生するクラゲです。
- その毒は強力で、刺されると強い痛みやかゆみ、発熱、めまい、嘔吐、呼吸困難などの症状が現れることがあります。
- 刺された場合は、すぐに海水で洗い流し、冷やして痛みを和らげます。
- 必ず医療機関で診察を受けることが重要です。
- 今年の発生予測については、海水温の上昇による増加が予想されています。
海水浴やマリンスポーツをする際は、注意して対策を取りましょう。
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