『異世界失格』さっちゃんの正体を考察！ストーリー展開からセンセーとの結末も予測

『異世界失格』さっちゃんの正体を考察！

まずは『異世界失格』さっちゃんの正体について考察します。

恐らくさっちゃんの正体は太宰治の愛人で、一緒に入水自殺をしたことで知られている山崎富栄さんです。

何故そう言い切れるのかというと、この作品の主人公であるセンセーのモデルとなっているのが太宰治だからだと言えます。

センセーと太宰治には以下のような共通点があります。

• 死にたがりとして有名だった
• 有名な文豪であった
• 愛人と入水して心中しようとしていた
• 睡眠剤を持っていた

ご覧の通りの共通点からセンセーのモデルは太宰治だと言えます。

そして太宰治と最期を共にしようとしていた愛人が山崎富栄さんであり、モデルも彼女なのではないかとされているのです。

それに本編での彼女の外見も若々しいですし、和服を身に着けていて、演じる声優さんも上田麗奈さんなので間違いないでしょう。

山崎富栄さんは東京都の生まれで、裕福な家庭で生まれて、美容師として働いていました。

一度目の結婚を果たすも夫が戦地に赴いて、行方知れずとなったので実質未亡人となってしまったのです。

東京空襲で働き場所などを失うも、それでもめげずに美容師として様々な美容院や美容師として活動していました。

1947年3月27日に太宰治と知り合い、兄と関わりがあったことなどから親近感がわき、その2か月後に太宰治のプロポーズによって結婚。

太宰治には既に妻がいたので、愛人という立場に立ってサポートをするようになりました。

しかしながら太宰治と妻の間に子供が出来たり、自分を都合よく利用しているんじゃないかと思う等、嫉妬にかられるところがあったのです。

それでも太宰治を見捨てる事は出来ず、最終的に6月13日の日に2人で心中する事になりました。

『異世界失格』ストーリー展開からセンセーとの結末も予測

次は『異世界失格』ストーリー展開からセンセーとの結末を予測していこうと思います。

最新話の展開を踏めると、センセーは勇者ですが、さっちゃんは敵という立場になっている状態です。

しかし根本は一緒のような気がします。

さっちゃんは異世界に来る前にセンセーから特別な人間というお墨付きをもらっていて、それがとても嬉しく思っていました。

異世界に来てからも自分を始末するのはセンセーで、センセーを始末するのは自分だと言っていた事からも、考えは異世界に来る前と変わっていないでしょう。

しかしながら問題があるとすれば、センセーが同行している仲間です。

センセーのそばにはアネット、タマ、ニア等の仲間がいます。

しかもアネットとタマは女性であり、センセーのそばについているのです。

さっちゃんの様子を踏まえるとこの事を知っている様子ではありませんし、モデルが山崎富栄さんだった場合自分のそばに女がいる事で嫉妬にかられるはず。

実際、特別な人と言われる前、何者なのか分からない自分に苛立って太宰治を蹴ったりしていました。

なので自分以外の女性と行動をしているのを目の当たりにしたら、自分はもう特別な存在ではなくなったと勘違いするでしょう。

センセーは今もさっちゃんは特別だと思っているかもしれませんが、さっちゃんから見ればそうは見えない筈。

それ故にセンセーの周囲にいる者達を始末しようと動き、センセー自身は自分ならいいけど他の人達は巻き込まれてほしくないので阻止するために動くと思います。

そして戦いの末に自分だけが死亡する結末になるんじゃないでしょうか。

ただ史実では山崎富栄さんが太宰治を先に始末してから入水した疑いもあるので、逆にセンセーは死亡して他の仲間に始末されると言う事もあると思いますね。

先程はアネット達の事を知らないと言う事で話を進めましたが、仮に知っていたとしても上記の同じ結末になる可能性があります。

『異世界失格』さっちゃんの正体を考察！ストーリー展開からセンセーとの結末も予測まとめ

以上が『異世界失格』のさっちゃんの正体を考察しつつ、ストーリー展開からセンセーとの結末も予測していこうでした。

『異世界失格』のさっちゃんの正体はセンセーのモデルの可能性がある太宰治の愛人である山崎富栄さんの可能性が大。

センセーとの結末については、さっちゃんは今もセンセーとの心中を望んでいるが、センセーの仲間の女性に襲い掛かってセンセーが抵抗して自分だけ死ぬと言う結末になる可能性があります。

もしかしたらその逆にさっちゃんが始末し、センセーの仲間にやられる結末もあるかもしれません。

実際のところ、どんな展開になっていくのか、気になるところですね。

最後までご覧いただき、有難うございました。