追憶の烏(ネタバレ)あらすじと感想!作品の魅力や見どころも考察 | しんちゃんのブログ
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追憶の烏(ネタバレ)あらすじと感想!作品の魅力や見どころも考察

まんが

数多くの作品がある『八咫烏シリーズ』の1つである『追憶の烏』。

第2部から恐ろしい存在に成り果てた雪哉がどうしてそうなったのか、奈月彦はどうして死亡してしまった事等、明かされていません。

そんな『追憶の烏』ネタバレあらすじについて気になる人はいるんじゃないでしょうか。

そして感想、作品の魅力見どころについても興味がある人はいるはず。

なので今回は追憶の烏(ネタバレ)あらすじと感想、作品の魅力や見どころも考察していきますね。

 

追憶の烏(ネタバレ)あらすじ

まずは『追憶の烏』のあらすじをネタバレを交えて紹介していきます。

奈月彦は猿との大戦後に正式に金烏の座に就くと、抵抗できないように大貴族の四家の負担を増大させ、娘の紫苑の宮を確実に跡継ぎとしようとしていたのです。

雪哉の方は花祭りの後に外界で勉強の日々を送っていました。

そんな中、主君である奈月彦が息を引き取ったという寝耳に水な情報を手に入れ、山内へと急いで戻る事になったのです。

命を落とすことになったのは奈月彦だけじゃなく、明留も奈良月を手にかけた相手と揉み合いになったのか、凄惨な遺体になっていました。

千早は警備を任されていたのに、みすみす2人も死なせてしまったのもあり、責任を感じていたのです。

恐らく真犯人は長束の母親である夕蝉なのは間違いありませんが、彼女は証拠を決して残していなかったので決定打がありませんでした。

そして雪哉達が捜索した結果、実行犯は奈月彦の妹である藤波の宮とお付きの女房である元藤宮連の滝本だったのです。

果たして、彼女達が犯行に及んだ理由はなんだったのでしょうか。

そして空白になった金烏の座には誰になるのか、雪哉がああまでに冷酷になってしまったのでしょうか…。

 

追憶の烏の感想!

次は『追憶の烏』の感想を述べていきます。

正直な話、全てにおいて衝撃的な展開ばかりでしたね。

奈月彦が死亡したというのは間違いなく衝撃的でしたが、その事が改めて明らかになるとより衝撃的に感じます。

以前の話では説明だけで終わったのもあって、より衝撃度が増したといったところです。

山内は日本でいうところの平安時代みたいなところがあるため、権力者を謀略とかで始末することは良くあります。

しかし奈月彦は山内でいうところの天皇みたいな存在なので、流石に平安時代の権力者も失脚させることはあっても、命を奪ったりはしませんでした。

ただこの作品では躊躇なく奪っていることから、権力を得るためなら、邪魔者を排除するためなら、どんなことでも平気でするのが分かったので、本当に恐ろしいなと思いましたね。

 

『追憶の烏』作品の魅力

次は作品の魅力について紹介します。

魅力は女性というのは恐ろしいということです。

正直な話、女性という存在が昔から男性をうまくコントロールし、時には同性に対しても言葉一つで操ったり、人生を狂わせたりすることが出来るのです。

夕蝉がまさにその通りであり、藤波の宮の内心を上手く見抜くと共に言葉巧みに操って奈良月を手にかけさせたのですから、流石であり、恐ろしいところですね。

それに雪哉が第2部みたいな冷酷な雰囲気になってしまったのも、ある女性の一言がきっかけです。

更に男性の行動1つが女性をおかしくしてしまう事だってあります。

奈月彦が死亡したのも夕蝉が藤波の宮を上手く焚き付けたからと言うのもありますが、奈良月の方にも問題はあったと言える行動はあるのです。

少しでも藤波の宮の気持ちに気づいてあげれば、捕まった後にも家族として気にかけてあげれば、命を落とす事もなかったと思います。

 

『追憶の烏』見どころも考察

見どころは色々な謎が明らかになっていくところです。

第2部の『楽園の烏』の時点で奈月彦は死亡していて、雪哉も冷酷な存在に成り果てていました。

いきなりの事だったので読者も困惑していたでしょうし、何がなんだか分からなかった筈です。

しかしながら『追憶の烏』で、それらが全て明らかになっていきます。

正直な話、奈月彦が死亡した理由も雪哉が冷酷な存在になってしまった理由もどれも衝撃的なものとなっているのです。

同時に作者の阿部先生の伏線回収も、用意しているオチにも驚かされる事になると思います。

 

追憶の烏(ネタバレ)あらすじと感想!作品の魅力や見どころも考察まとめ

以上が追憶の烏(ネタバレ)あらすじと感想、作品の魅力や見どころも考察していきますでした。

『追憶の烏』のネタバレを交えたあらすじは奈月彦が何者かに始末され、外界から戻ってきた雪哉が調査した結果、実行犯は藤波の宮と滝本であることが発覚。

そして真相が明らかになっていくにつれ、雪哉は冷酷な性格へと変貌していきます。

感想については奈月彦が死亡したことは衝撃的だったと思いました。

魅力は作中に登場する全員じゃないにしろ、女性陣が人を狂わせ、人生を狂わせている事が怖いなというところです。

見どころは第2部の時には詳細が分かっていなかった奈月彦がどうして死亡したのか、雪哉が冷酷になった経緯等全てが明らかになる事。

興味があるならば、是非とも見てくださいね。

最後までご覧いただき、有難うございました。

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